一般的な建物表題登記の必要書類をあげてみます。
今は、インターネット使ったオンライン申請がほとんどですが、必要書類の考え方的には、
大きくは違わないので、書面申請をするとして考えたいと思います。
・登記申請書
・住所証明書
・所有権証明書
・建物図面
・各階平面図
・代理権限証明書
・建物調査報告書
以上が、一般的な建物表題登記の申請で必要な書類です。
『代理権限証書』と『建物調査報告書』は、土地家屋調査士が代理申請をする場合に必要になる書類で、
こちらについては、本人申請をする場合には、必要ありません。
ですが、土地家屋調査士にとっては、大事な書類であることには間違いないので、最初に説明を加えると、
『代理権限証書』とは、委任状のことで、土地家屋調査士の○○さんに建物表題登記に関する手続きを
頼んでいますとのことを証明するもので、建物の所在、用途、面積など、
ある程度の記載内容は満足している必要がありますが、
その内容については、土地家屋調査士のほうで、準備しますので、その書類に対して、
所有者となる方の署名、押印等が必要になります。
『建物調査報告書』とは、ある意味、これが土地家屋調査士による書類作成の本分であるかと思っていますが、
責任を持って、現地確認を行った上で、各資料との照合を行った内容を、詳細に説明した文章を作り、
現地確認を行った時の建物等の写真を添付し、調査した内容の説明図等をまとめたものです。
これにより、多くの申請で、法務局の担当者の方の現地調査が省略され、登記手続きが早く終わることになります。
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